Happy Hina festival

Happy ひなまつり

こんばんはー

皆さまお元気ですか?久しぶりの投稿になりました。

緊急事態宣言も3月7日まで延長となり、zoom講習会、ホームクラスもお休みにしていました。

やはり、皆さまとお会いできないのは、寂しいですね。

今日は、やっと仕上がったお雛様飾り2021年度版です。

去年のお雛様飾りも、大変に好評でした。

今年も新しいペーパーで作ってみたいと思い、いろいろ構想を練っていました。

テーマは京都御所の紫宸殿です。

私の生まれは京都の上京区で、この御所のすぐそばでした。

歩いて10分もかからない距離で、小さい時は母に連れられてお散歩、時代祭りや、葵祭、などなど京都の行事が行われる大切な場所です。

平成上皇陛下のご結婚の祝賀パレードもありました。

中学生の時は、学校から3分のこの御所がトレーニングの場所でした。水泳部で、夏はプール冬が陸上トレーニングでした。

今、京都を離れて何年も経ちますが、一番行きたいところは、やはりこの京都御所です。

ただ、プラプラするだけで、本当に気持ちが落ち着きます。

前置きが長くなりましたね。

では、お写真をご覧ください。

大きさは12インチかける11インチです。

本体の木箱ケースは特注オーダー品です。

一月の終わり頃からいろいろ考えて、今回は着物の十二単のイメージで木箱ケースを飾りました。

両サイドの4色のペーパーもよく見るとわかると思うのですが、それぞれ細いカラーのペーパーが挟まれています。

外も中も、かなり手を入れて作り込みました。

それでは、中をご覧ください。

左上にお雛様が収納されます。

下にはアルバムが入ります。

右側の雛壇がポップアップになり、ケースを開けると自動的に雛壇になります。

雛壇上の屏風も開閉します。

この雛壇の上が京都御所の紫宸殿です。

紫宸殿の中は一年に何回か、開放されて自由に見学が可能ですが、普段は入ることが出来ないところです。

昔のお雛様の飾りに、一番上の段に寝殿造の建物が飾られているものもありました。

ケースの外はこんな感じです。

後ろ部分です。

桜の舞い散る御所のお庭をつくりました。

ここにも紫宸殿をかざりました。

中もご覧ください。

紫宸殿は大きくて、低い建物です。

建物下の白とピンクのボーダーは紫宸殿の外壁の壁の瓦です。

本物の御所はこちらをご覧ください。

多分様子が分かると思います。

https://sankan.kunaicho.go.jp/guide/kyoto.html

雛壇のポップアップと、屏風の開閉はこちらです。

京都御所と言えば、桜も有名ですが、やはり松の木です。

それも、どちらかと言うと自然に生えている感じの形もいろいろな松です。

御所の周りには高い建物もなくて、いつも、空一面が見渡せました。

青い空と白い雲、そして松の木です。

こちらがそのイメージでつくりました。

こちらの紫宸殿も納得行くまで何度も作り替えました。

ペーパーがGraphic45 Ephemera QueenとBlossom をつかいました。

洋風ペーパーで作る和の感じはいかがでしょうか?

はじめはもっと暗い色のペーパーで紫宸殿を作りましたが、なんか違うと思って、こんな感じに作り変えました。

そして、とびら右側の下に収納されているアルバムです。

ページは菱餅と扇の形にして、こちらの上お写真を貼って頂く感じです。

いつもだったら、ペーパーの主役の方たちに登場して頂くのですが、おひなまつりなので、お雛様を作りました。

もう何回も上のお写真でご覧になったと思いますが、

こちらですね。

立ち雛です。

こちらも今年のhero artsが販売を始めた男の子女の子のダイとスタンプがあり、そのスタンプで目と口を押してみたのですが、合わなかったので、何も描かないに、しました。

アルバムは組紐綴じなので、後から追加もできます。

はじめの構想では、毎年のひなまつりのお写真を一枚一枚貼って10年とか順に貼れたらいいなーと思っていました。

毎年のお子様の成長が見られる一冊になったら嬉しいと思ったからです。

アルバム最後のページです。こちらにもお雛様を飾りました。

今日はお雛様飾りの思い出をお話したいと思います。

小さい時、うちにはお雛様がありませんでした。

そんなに珍しいことでもなく、

よそのおうちでもあまり見た事がなかったように思います。

当時はコンパクト雛壇とかないので、

お雛様飾りは五段以上でお部屋も最低でも六畳ないと置けないようなものでした。

高さも天井に届くくらい大きかったと思います。

小学校のクラスメイトでも雛壇があるお家は、岡村ゆきちゃんと山下きよちゃんのおうちぐらいでした。

岡村ゆきちゃんは一番仲良くしていたお友達で、一人っ子のお嬢さんでした。

私は4人兄妹の末っ子で、おやつもおもちゃもみんな分けなければいけなかったので、当時、本当にゆきちゃんが羨ましかったです。

何度かひな祭りのお呼ばれをした事を、覚えています。

私のお雛様飾りは、持っているお人形やぬいぐるみを全て客間のコーヒーテーブルの上に並べる事でした。

毎年、この時期がとても嬉しくて、本物のお雛様を欲しいと思ったことはなかったです。

毎年増えていくお人形を全部並べて、前には菱餅、ひなあられ、横には桃と菜の花を飾っていました。

お客様が来られてもコーヒーテーブルはいっぱいなので、お盆に載せたままのコーヒーやお茶を飲んでおられたと思います。

私は、自分のお雛様飾りが得意で仕方なかったです。

お人形を並べる位置も、1番仲良しのお人形さんから順に並べていたと思います。

今でも、その時の様子がくっきりと目に浮かんできます。

本物のお雛様飾りより、自分の手作りと言うより、ただ並べだけですが、自分がとても誇らしく思えました。

いつまで、並べていたか覚えていませんが、結構大きくなるまでやっていたと思います。

家族も本当は邪魔だと思っていたかもしれませんが、何も言わなかったですね。

客間はお客様が来る時だけストーブを入れるので、いつも寒かったように思います、でもそのおかげでお花が長く咲いていました。

桃が蕾から膨らんで開花していく様子、菜の花もグリーンから黄色に咲いていく様子が毎日見られました。

菱餅も、昔、生姜板という砂糖菓子があり、そんな感じの物や、本物のお餅の時や、柔らかい甘いお餅の時や、その年どしでいろいろなお餅が並びました。

ひなあられには白い砂糖のまぶした煎った大豆が入っていました。硬かったです。

思い出すと、いろいろな場面が目に浮かんできます。嬉しくて、ほっこりした気持ちになりますね。

今はその頃を思い出しながら、こんなに楽しいお雛様飾りが作れる事にとても幸せを感じます。

今年から、毎朝、太陽が顔を出すときを眺めています。朝早く起きるのもありますが、お正月の初日の出を見てから、なんか毎朝、お日様にご挨拶をしています。

毎日、毎日

どんな日にも、太陽はのぼります。

本当になんてありがたい事なのかとつくづく感じ、全てのものに感謝の気持ちでいっぱいになります。

生きている事にも感謝です。世界中の全てのものにも感謝です。

決して宗教的な事で言っているのではありません。

心の中から感謝の気持ちでいっぱいになるのです。

そんな気持ちを込めてこの”Happyひなまつり”をつくりました。

皆さまもお楽しみ、いただけたでしょうか。

今日も長々とお付き合いしてくださり、ありがとうごさいました。

では、また明日。

今、毎朝9時半からフェースブックライブをしております。

短い時は15分くらい、長い時は1時間くらい、いろいろなものを作っております。

もし、宜しかったらどうぞご覧になってください。

こちらのお雛様飾り、ご興味のある方は

イベントページをご覧ください。

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